どもどもでっす、ピサヌロークからナリカーです。
今タイのニュースは昨日の昼過ぎに起きたミャンマーの地震による被害報告ばかりと思われます。
震源地から1000km離れたバンコクで建設中のビルが倒壊するとか思わなかったけれど、軟弱地盤+低周波地震+耐震設計(手抜き工事?)の合わせ技で倒れちゃったのかね。
その倒壊現場で働いていた作業員数十名が行方不明との事なので救助活動を頑張ってほしいと思います。
ミャンマーの地震でピサヌロークも結構揺れました。
震源地であるミャンマーマンダレー付近から直線距離で約700km離れたピサヌロークですが、ざっくり13時23分くらいに非常にゆっくりとした横揺れを感じる。
最初は「なんか眩暈がする」感じで体調不良を疑ったが、建物から少しキシキシ音がするので地震です。

地震慣れしていない嫁氏は室内の机の下に隠れようとしますが、タイの家は耐震性とか無いと思うので、ささっと屋外に避難させます。
避難後も地震は続き、ゆっさゆっさとゆっくりとした横揺れが2分くらい続いたかな。
俺氏は日本の東日本大震災を関東で経験しているが、その時の地震とは全く違うゆっくりとした横揺れで国が違えば地震の揺れも違うんだなぁ。
近所のお金持ちの家にある大きなプールの水がザップンザップンと音を立てて大きく揺れていたのが印象的だったよ。
そんなに強い揺れではなかったので大きな被害はなさそうだけど、地震の影響で停電しクッソ暑い。
地震が起きた時にちょうど昼食を作り終えた状態だったので、外の駐車場に座って食べた。
停電で家のインターネットが使えないので嫁氏のスマホテザリングで地震情報を集めるが、ネット回線もパンク気味で停電が復帰するまで何もできなかったよ。
ピサヌローク内はデパートや病院の人が建物から避難したくらいで、建物や人への被害は出てないっぽい。
ネット回線が復活してからはバンコクのチャトチャック近くの建設中のビルが倒壊した動画が沢山出回ってました。
震源地から1000kmも離れた場所で倒壊する建物ってちょっと何かありそうだよね。
中国の会社が作っているタイ政府のビルだけど、大きな横揺れでビル全体が共振したのか、建設作業員が逃げる間もなくまっすぐ下に向かって倒壊してしまった。
タイの建物って下層が吹き抜け構造で駐車場とかになっている場合が多いけれど、地震に対して耐力壁が足りない状態になるので怖いね。


今回の揺れはゆっくりとした低周波の横揺れで共振しやすい構造ビル&耐力壁の少ない構造で倒壊に至ったと思われるが、他のビルが倒れてない事を考えると別の要因もありそうです。
ちなみに倒壊したビルの建設会社はこのビルに関するSNS発信情報を削除した模様。
バンコクや震源地に近いチェンマイで建物の基礎部分に大きなダメージが入った建物が有るみたいで、今後補修可能なのか建て替えが必要なのかの調査が進むと思おう。
地震の大きさ的にはタイで約100年ぶりとの事で、倒壊したビル1棟以外は意外と耐震性あったんだなと思った。


そんな感じでピサヌロークの地震でした。
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タイに構造計算出来る人材いるのかな?学べる学校あるのかな?田舎ではブレースこうというか、筋交いの必要性すら理解出来ないタイだらけ。先月の大雨で冠水したので、敷地に1m以上の土を入れて家建て直すの良いけど、土をユンボで固めただけでろくな転圧もせず3ヶ月後に建て始めるなんて日本では考えられない。そもそも転圧機なんて無いものね。作業している全員が建築の勉強して無いし…
Kojiさん、こんにちは。
恐らく最近の製図ソフトを使えば自動で鉄筋やコンクリートの適正値を出してくれそうな気がしますがどうなんでしょうね。
自分の家を建てる時に、周りの家は盛り土そのままで大変な状態になっていたので、特別に転圧機を手配して固めた思い出があります。
建築系ではなく道路補修系の方が転圧機持ってる可能性高いですね。
私もホテル造るとき転圧機使ったけど、盛り土した上から転圧しても効果は上の層だけしか効果く、日本の建築基準では30cm盛り土したら転圧し、その上に再度30cm盛り土しての転圧を繰り返します。タイの居候先の家は築17年位で家の周りそこかしこでセメントの犬走りにクラックが入ったり、外のキッチンの流しが建物から5cm離れていて毎年間が広がったりしてます。あとタイの田舎では建築確認なんてしないと思う。
Kojiさん、こんにちは。
我が家も転圧は2回に分けて実施しました。盛り土転圧→1か月放置→盛り土転圧です。
タイの建築作業員は特殊なスキルは無く、見よう見まねで作業している自称プロですね。
自分の村は1人だけ現場監督?が居て、その人だけ専門的な話が通じる感じです。