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どもです。今日もいい天気のピサヌロークからナリカーです。
出家イベントで残った料理、デザートを山ほど貰って帰ってきて、日持ちしないものから一生懸命食べてます。大量のデザート消費するのがキツイっす。
で、今日は親戚の出家イベントを書きましょう。
朝7時にホテルを出発し、出家が行われるお寺に入ります。お寺にはイベント用のスペースが準備され朝食も用意されていました。白Tシャツ着てる男性が今回出家する親戚の長男さんです。朝食はカオトムとカシューナッツ入りの高そうなケーキをパクついていると「そのケーキ好きなの?寺の貧乏人が来る前に何個か持っていきなさい」と料理を準備した親戚に言われ数個頂いちゃいました。
タイの寺にはタンブンイベント目当ての貧乏人が居着いているのですが、イベント主からはあまり良く思われていない模様です。
親戚の朝食が終わると、出家イベントが開始されます。先ずは祖母祖父、両親にお礼をし、集まった人々に髪の毛を切って貰います。ルールは不明ですが基本年配者が並んでましたね。3回切る人と1回の人が居て、その違いは不明でした。
その後父親に黄色いペーストを頭や背中にベットリと塗られ少し罰ゲームっぽい見た目になりますが、カミソリ傷の消毒、抗菌のクミンだそうです。
塗ったクミンを落とす様に参列者による清めの水が掛けられます。朝はまだ肌寒いので水も冷たく、途中からポットのお湯を足していましたが寒そうでした。
清めの儀式が終わり、白い服に着替えた男性は1時間ほど住職の説法?を聞きます。
その後はお供え物を持ち境内を3周回ります。行列の先頭グループは楽しそうに踊ってますがそんなルールが有るんだと思います。タンブンの先頭の着飾った女性陣が母親側の親族ばかりだったけどその辺もルール有るのかな?
3周した跡は出家する男性がお金の入った飾り物を参加者にばら撒きます。
コレも出家する男性の母親から「今回は10バーツコインとかも入っているから、貧乏人に取られないように頑張って掴め!」との司令があり皆頑張ってました。自分はカメラ担当なので蚊帳の外ですが・・・
ご両親も満足そうな顔をしていますね。
無事に僧侶となり、最初のお勤めって事で、外の参列者からタンブンをして貰います。お金がメインで線香を入れる人も居ました。我家も少しだけですがタンブン致しました。
これで出家イベントは無事に終了したので、残った親族でお昼ご飯。
写真は食べかけですが8人掛け1テーブル2000バーツの料理でとっても美味しかったです。
このテーブルが20席用意されて昼食代だけでも4万バーツかかってます。
タンブンとは別に封筒にお祝い金を入れて渡しましたが、ホテル代等を考えると大したお祝い金になってないですね・・・
帰りがけには残った料理や、親戚からのお土産を車に積めるだけ積んで無事に帰宅致しました。
タイには延べ10年以上滞在していますが、出家イベントに参加するのは初めてで良い経験が出来ましたけど、タイの男性全てがこのイベントをするだけで相当なお金が動くんだなって思いました。少子化で出家イベントが減ってくるとお寺も仕出し料理屋も実入りが減って困っちゃうね。
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