どもどもでっす、ピサヌロークからナリカーでっす。
昨晩お出かけしたプルさんは、どこかでボコられたらしく見た目中破で帰宅。
いつもはリビングで寝るけど、2Fにひっそりと移動しショボリン中です。
今は下に降りてご飯も食べてるので危機的状況ではなさそうだけど要経過観察だよ。
初代PCX150(KF12)のリアサス交換
先週に一度通販でキャンセルされたPCX150(KF12)用の社外リアサスペンションですが、色違いを再購入して昨日無事に到着。
今回はリアクッションを交換するまでの内容を書いてみる。
SHOPEEで購入、配達期限延長した
購入したのはYSSってタイメーカーのリアサスです。
2度目の購入するも、速攻でバイヤーから「キャンセルor配達期限延長」の連絡が来た。SHOPEEの通常配送期間だと間に合わないからキャンセルされちゃうのかな?
とりあえず時間は有るので「配達期限延長」を嫁氏に押して貰いキャンセルは免れた。
そして当初の到着日2月15日~18日が1日遅れの19日に延長されたけれど実際は2月16日の午後に到着。
配達延長しなくても余裕だったね。(まあタイの宅配は読めないからね)
開封の儀
商品はパッケージの上に段ボール箱で保護されきれいな状態で届きました。
商品の中身は
- PCX用リアサスペンション1式(左右セット)
- 下側ブラケット締付け用BLOT(2本)
- スプリングワッシャ(2個)
- プリロード調整用工具(丸棒)
- プリロード調整のロックナット工具(六角レンチ)
- YSSステッカー(2枚)
BOLTは荷重のかかる部分はネジ無しでとても強そうです。
社外品の安いパーツ買うと、ネジが汎用の良くないものが使われたるするので良い物が同梱されているのは素晴らしいです。
コーションラベルは日本語入りでamazonで売られている商品と同一と思われる。
スプリング塗装は一部キズや汚れが有るけど、使用上問題ないし十分キレイ。
PCX(KF12/18)用のスプリングスペックは
外形Φ46mm、バネレート14N/mm-25N/mm、自由長215mm
巻の細かい部分が柔らかい14N/mmでピッチの大きい部分が25N/mmかな?
純正のバネレート分からないけど、見た目はかなり豪華に見えますね。
リアクッションを交換する(実務編)
次の日の朝から交換作業を開始。
ちなみに交換する前にビフォー・アフターが必要かと思い、現状の写真や1G状態のサスストロークを残しておく。
純正パーツの現状把握
現状のリアサスくんは走行距離33000kmで交換&修理歴なし。
特に大問題はないけれど、走行、コーナー時の不安定とか2人乗り時のボトミングとか改善したい。
改善要望
- 1人乗り1G乗車のサスストロークは約50%(見た目40mm)使っていて、市街走行でも普通にフルボトムする状態。
- 2人乗り1G乗車のサスストロークは約80%(見た目60mm)で、簡単にボトミングする。
- コーナリングが鈍い(曲がらない)、ギャップでヒョコヒョコする。
- 足つき性は良い。
- 嫁氏1人乗りでは不満を聞かない
嫁氏的には特に不満は聞かないけど、2人乗りの機会が多いから少しでも良くなれ!
リアクッション交換作業
リアクッションの交換作業手順は色々なサイトで載ってると思うので必要ないと思うけど簡単に入れとく。
リアキャリア外す
我が家の場合社外品のリアキャリア+トップボックス付きなのでそこから外す。
ボックスベースを外し、久しぶりに「エンデュランス」キャリアベースに会えた。
中古で買ったパーツだけれど、50Lのトップボックスと共に壊れず便利に使えてます。
積載重量も8kg保証なので安心感あるよ。
グラブレール外す
キャリア回りが外れたらグラブレールカバーを外してクラブレール本体も外す。
正直グラブレール本体を外すよりカバーを外すほうが大変な気がする。
外周部の引掛けを開いて外し、3箇所有るスナップフィットをまっすぐ抜く感じで引っ張るのよ。
ラゲッジボックスを外す
ラゲッジボックスは外すと書いたけど実際は上にずらす感じです。
作業終了後にBOXが元の位置に戻りにくくて焦った。BOX内のシルバーの締め付け部に位置決めのカラーが有るから、ちゃんと位置合わせ頑張れば元の場所に戻る。
マフラー外す
リアサスの下側締め付けBOLTを外すときにマフラーが邪魔になるので締め付け3箇所を外して自由度を増やす。
マフラー自体は外さなくてOK。
ちなみにディラーでタイヤ交換したときにエアツールで鬼締めされていて、安物ソケットが死亡。
代替手法としてメガネレンチ+ハンマーで叩くでなんとか緩んだ。
リアサス外す
作業はメインスタンド状態でもサイドスタンドでもOKらしいが個人的にはメインスタンド作業が安定していて好きかな。
他のサイトだと「片側ずつ交換すべし」と書いてあるが純正サスより長さが5mm長いので、バイクのフロントブレーキをかけた状態にしてサスを両方抜いちゃいます。
サスを両方抜くと車体が上がるor下がるので交換する直前まで片方は仮付けしておきましょう。
とりあえずサスペンションが外れたら交換作業の折り返し地点です。
後は新しいサスを組んで、外した逆の手順で組んでいけばOK。
BOLTの締め忘れは事故に直結するので、指差し確認と増し締めで抜け漏れ無い様に。
サスペンション比較
せっかく純正と社外品サスが揃ったので並べて眺めてみる。
サス単品を手で押し込んでみた感覚だと、双方大差ない感じ?社外品サスはガスショックなのでストローク時に「オイルの流動音?」がする。
純正サスは音もしないけど減衰する感じも無いね。
見た目は純正サスの方がスプリング長が長いけれど上の方は無負荷でも接触した状態なのでサスとしての機能はなさそう。
隙間のある部分を比較すると社外品と同じ自由長(215mm)かな?
ダンパー本体が上か下かで違いは有るけどストローク量は共に約80mmくらいです。
純正のバネレートが不明だけれど、バネの巻形状やストローク量を見ると社外品サスは純正に近い作動になると思う。
組付け&試走
見た目の比較を終えたサスを車体に組みます。
サスのプリロード調整のロックネジ位置がエアクリで隠れて弛められないので、一旦下側を外して位置調整しました。
まあ位置調整しても調整工具を使える隙間が殆どないので、調整時は下側を外すパターンかな?
とりあえず完成!
見た目の印象
スプリングがブラックなのであまり社外品の派手な感じはない?
純正に対しダンパー本体が下側で色もゴールドなのでその部分は目立つね。
個人的にはこのくらいの雰囲気が好きです。
ちなみにバイク歴は高校生時代から30年継続中だけど初めて社外品のサスペンション入れた。
俺のバイク人生も一皮剥けたね。
社外品サスのストローク確認
とりあえず走り出す前にストロークのチェック。
嫁氏が居ないので1人乗車ストロークしか確認できないけど純正よりはストローク減ったかな?
う~ん、純正と変わらないくらいのストロークですねぇ。1名乗車でストロークの50%(40mm)使っちゃいます。
これはプリロードを上げる必要があるかもね。。。
で街中を純正と同じ感じで試走した後にストローク確認するとサスストロークは約90%(見た目70mm)でボトミングはしていない。
2名乗車だとボトミング回避は厳しいけれど、サスを交換したことでボトミングのタフネスは上がったね。
試乗の結果
純正サスで改善したい項目について少しだけ試乗した感じだとこんな感じ。
コーナリングとか走行時の安定性がグッと良くなった気がする。接地感が良くなった感じ?
個人的にはもう少しプリロード高め(約10mm)にチャレンジしたいけど、足つき性とかで乗り心地で嫁氏から文句言われそう。
改善結果(暫定)
- 1人乗り1G乗車のサスストロークは約50%(見た目40mm)使っていて、市街走行でも普通にフルボトムする状態。
→○フルボトムタフネス上がった。(残ストローク有り) - 2人乗り1G乗車のサスストロークは約80%(見た目60mm)で、簡単にボトミングする。
→未確認 - コーナリングが鈍い(曲がらない)、ギャップでヒョコヒョコする。
→○前下がりが改善しコーナリング安定、切り返し軽くなった、ギャップ乗越も安定 - 足つき性は良い。
→×足つき少し性悪化した。 - 嫁氏1人乗りでは不満を聞かない
→未確認
とりあえず、リアサス交換で不具合無いから満足です。
多分嫁氏はバイクに無頓着だから、プリロード上げても大丈夫?
時間は有るので、明日にでも試してみたい。
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