どもでっす。今日もアツアツのピサヌロークからナリカーです。嫁氏の出稼ぎも無事に終了し、今日バンコクから帰って来る予定です。
先日ドンムアン空港からピサヌローク行きのNokAirを使った時に乗りたかったプロペラ機に当たったのでご紹介します。
プロペラ機は久しぶり
自分が飛行機に乗れる時代は既にジェット機ばかりでプロペラ機に乗る機会が殆どなかったんです。昔ブラジル出張時のブラジル国内移動でプロペラ機に乗ったきりずっとご無沙汰でした。
そしてNok Airでドンムアン-ピサヌロークの早朝or最終便はプロペラ機の場合があると嫁氏に聞いていたので今回楽しみにしていました。
タイではNok miniと呼ばれています
今回乗るプロペラ機はこんな子で「DHC-Q400」ってモデルになるのかな?日本だとあまり見かけないタイプと思います(ほとんど退役)
座席は2列✕2で長距離バスみたいなんでしょうね。たのしみだなぁ。
飛行機までバスで移動
搭乗ゲートは72番で飛行機までバスで移動です。なんでバスなのかと思いましたが飛行機を見たらバスの理由が納得できました。機体が低くてタラップ使えないんですね。乗ったこと無いですがプライベートジェットとか同じ感じなのかな?
さすがに機体の写真を撮れるほど時間がなく、そのまま扉兼用のタラップに乗り、機内の人となりました。
機内の様子
飛行時間が40分程なので窓側の席にしました。前の方の席で窓の後ろを覗くと立派なプロペラを眺めることができますね。ジェットエンジンも格好良いですが、目に見えて頑張りが伝わるプロペラ機も良いよね。(ターボプロップエンジンなのでジェット区分だけど)
窓側の座席は足が狭い
そしてシートですが機体が細い影響で窓側の足元は機体のR形状に邪魔されて右足がまっすぐ置けません。機体後方なら別の状況かもしれませんが、これはこれで特別感があっていいですね(全肯定)
意外とと言ってはなんですがシートの座り心地は良かったです。
安全のしおりを読む
初めてのQ400なのでちゃんと安全のしおりも読みました。写真左が地上での避難方法で右が海上での避難方法なのですが、何が違うのかとよく見たら海上の時は機内に海水が入らないように天井を外して足元に嵌めるんだ。救命胴衣もシートの座面だしとてもおもしろいです。
飛びます(振動&音が大きい)
出発時間となり、飛行機が動き始めますが、さすがプロペラ機って感じで振動が大きいです。エンジンの音と共に機内の荷物入れや壁は共振してビリビリ音がします。これでも「Quiet(静音)シリーズ」なのでプロペラ機としては静かな方みたいです。
機体が小さいので加速もよくSTOL性能の効果でサクッと離陸しました。ジェット機と違って緩やかな上昇で結構長い間景色が楽しめました。上昇後の機内騒音は耳が慣れたのかあまり煩くは感じませんね。
興味本位でトイレや乗降タラップを見に行きたかったですが、飛行中に誰も席に立たなかったので見に行くチャンスが無かったです。
機内販売もある
機内販売や水の配布がありましたが、約40分のフライトなので無くても大丈夫ですね。頂いた水がNok miniにお似合いな程小さくてちょっとお気に入りです。これなら小さいバックに入れられますが、量が少ないので非常用って感じでしょうか。
ピサヌロークに到着
無事にピサヌローク空港に到着してプロペラ機の旅もオシマイです。やっと機体の写真が撮れました。正直音は煩いですが、プロペラ機も趣があって良いね。
後は預け荷物を引き取って、義両親の車で家に送って貰って日本からの移動の旅は無事に終了です。時間にして約18時間かかりましたが、行きの長距離バス+飛行機よりは圧倒的に楽ちんでした。
あまりピサヌロークに来る日本人が居ないので役立つ情報ではありませんが、参考になればと思います。
時間が短いから我慢できるにしても、足がまっすぐ置けないのは疲れるのでイヤです。
プロペラ機でもジェット区分とは知りませんでした。貴ブログはほんとうに勉強になります。
私は、バンコクからラオスやカンボジアにいくときATR72に乗せられました。ごく短時間の好天での飛行でしたので、確かなことは分かりませんが、乗り心地は今話題のB737とも大差はないように思いました。
質問ですが、現代の旅客輸送においてプロペラ機の方が有利になるのはどういう場合なのでしょうか?