どもどもです。ピサヌロークからナリカーです。
色々話題が尽きないラーマ10世関係ですが、今回はちょっと良さそうな話が来たのでブログに記載。
タイの通行止めは酷いのです
日本でも皇族や外国の要人が通る時に一部交通規制が入る事もありますが、王族が強い権力を持つタイ王国は交通規制の時間や範囲がハンパなく、一般市民が大変な目に会うことが日常となっています。
実際にはタイ王族以外にも政府関係者、警察高官、偉い軍人も通行止めしまくりなのですが、王族の通行止めが規模が違うのです。
通行止めの例
タイ王族に関する通行止めのパターンとして、
王族が通る時刻のかなり前から
・高速道路は上下線とも通行止め
・王族の車の上を通りそうな橋や立体交差も全て通行止め
・もちろん一般道路も全部通行止め
帰宅時間とかは考慮されないので夜9時から市内の交通インフラが通行止めで家に帰れない人続出とか、島に渡る橋が通行止めになり、島民や時間指定の配送車が目的に着けなかったそうです。
2019年の大晦日から2020年1月1日にプーケット方面に王族が遊びに行き、遊びに行く場所周辺が全て通行止めになり、新年の旅行を楽しんでいたタイ人・外国人旅行者が悲しい思いをしたとの情報も出ていましたね。
そんなこんなで、不敬罪があるタイでも匿名で出来るSNSで不満の書き込みが増えていきました。
自分が経験した出来事は、バンコク市内からスワンナプーム国際空港に移動する際に高速道路が長いこと通行止めで危うく飛行機に乗り遅れそうになった事がありました。
元々大渋滞する時間帯&道路を30分とか通行止めにした後の惨状は理解して貰えると思いますが本当に居眠りして起きても景色が変わらないんですよね。
当時はエアポートリンクも無くて、マジでギリギリ(トイレもギリギリ)でした。
通行止めやめます
そして本日2020年1月12日にラーマ10世から「王族の通行止めに対するルール変更」がPRされました。
ルール改定を要約すると
・高速道路の通行止めはしない。王族通過時は料金の所の2レーンをパイロンで分ける
・一般道も王族通過時にパイロンで分ける
だそうです。高速道路の料金所以降の道路もパイロンで分けるのか混合走行か不明ですが現状よりはスムーズな移動ができそうです。
https://www.thebangkokinsight.com/271598/
新ルールは守れるかな
ただし、この新ルールがちゃんと継続的に運用できるか?って部分に対してはタイ人も懐疑的みたいです。
今までのガッチガチの通行止めから、いきなりユルユルのパイロン規制だけって両極端ですよね。
言ったことや約束事が守られなくても「マイペンライ」で終わることが出来るタイランドですが上手く新ルールが活用できることを期待しています。
はるか昔。
パタヤで通行止めの最前列で待ってたら、黄色いビートルが交差点をギュイーンと曲がって出てきて、その後ろを黒塗りのセダンが何台もついて行くのを見て、まるでルパン三世の世界と思って見た事がありました。
とっくなむさん、こんにちは。
そんなアニメや映画のようなシーンに出会えるなんて凄いですね。
自分の場合は、なんだか何時もと違う渋滞に嵌って、後から王族関係って知るパターンです。
やめるのではなくて少し緩くしてアピールするだけのような気もしますが
どうなんでしょうね?
ま王族はさておき、王族の様に振舞っている政治家やその家族がいるそうなので、そちらVIP族を何とかすれば
かなり交通がスムーズに流れるのではないでしょうか。
そいつらに盾つける識者や役人がいればの話ですwww
ムガさん、こんにちは。
王族と言ってもタイは王族の親類縁者が沢山いるのでどのくらいの効果があるかですね。
もちろん大物政治家や政府高官の交通規制もなくなると良いですね。