どもどもでっす、ピサヌロークからナリカーです。
昨日1月2日にバンコクに遊びに行っていた義両親が義妹家族と共にピサヌロークに帰って来た。
ナコンサワン近くでタイヤがバーストしたみたいだけれど、丁度タイヤ屋さんの前で、200バーツでスペアタイヤと交換して貰えたらしい。
俺氏なら自分で交換できるけれど、正直工賃200バーツならお金で解決した方が楽だと思う。
義妹のHONDA フリードにはテンパータイヤではなく標準と同じホイール&タイヤがスペアとして積まれているので空気さえしっかり入っていればそのまま乗り続ける事が出来る。
我が家のHONDA CITY e:HEV君は、駆動用バッテリーの為にスペアホイール無し(パンク修理キット)なのでバーストするようなパンクの場合は走行不能になるので良し悪しが有る。
プレー県のカカオ自家栽培のカフェ「โก้ในสวน(Co Nai suan)」
タイ国内旅行のナーン観光の番外編となります。
ナーン県からピサヌロークに帰るときに寄ったプレー県に有るカフェがとっても良かったので個別で紹介するのです。
プレー県に自宅でカカオ栽培からチョコレート加工まで行っているカフェ「โก้ในสวน(Co Nai suan)」っす。
ナーン観光が終わり、ピサヌロークに戻る途中の休憩ゾーンを嫁氏に探してもらった時に「ココア」とかで検索したのかなぁ?
口コミ評価も高めで「自家栽培のカカオ」って部分が気になりました。
ナーン県で入った「Cocoa Valley Cafe」も自家栽培のカカオを使っていたのでタイでは珍しく無いのかもしれませんが、折角なので寄ってみたいと思います。
お店の外観
お店は国道101号線から少し入った場所にあり、圧倒的な一般家庭な雰囲気。
小さなお店の看板でこの敷地内にカフェが有るって事が分かるくらいカフェオーラ?が無いです。
敷地内に入るとソムタム屋?みたいな建屋が有り、そこで作業していたお婆ちゃんがダッシュでカフェの建屋に走って行った。なんか予定外の客が来た!!って感じの驚きか方で面白い。
カフェの建屋の前にはカフェっぽい飾りや子供用遊具等が有り、カフェらしくなってますが建屋本体は半分畑に隠れた状態で見えない。入口はちゃんとカフェっぽくて生のカカオが飾られていました。
店内の様子
正直、最初のダッシュして行くお婆ちゃんの姿からカフェとしては外れかなぁと危惧していたけど店内はとってもいい感じです。
オーナーの女性はとても親切でここの自家製カカオの加工とかの説明や実際の加工風景を見せてくれました。
下の動画はカカオを練る工程と固めたカカオマスを小さく削る作業です。ダッシュしてお店に入ったお婆ちゃんが居ますね。
何か目の前で加工中の姿が見れるとテンションが上がる。
日本のチョコレート加工技術は凄いねと褒めてました。実際日本のチョコは美味しいよね。
下はお店の紹介文です。
ココアが私たちを家まで連れて行ってくれます。
それがおそらく私たちをチョコレート業界に導く主な原動力です。
プレーのココアガーデンにあるクラフトチョコレートカフェ、ココア・イン・ザ・ガーデン。
自然に加工されたチョコレートの味わいは、独特の香りと味わいになります。発酵過程による軽い酸味。
新鮮な空気の中で地元の微生物が約 7 日間発酵し、さらに 7 ~ 10 日間乾燥させます。乾燥カカオ豆は 2 年以上保存できます。
上記のプロセスを経た後、乾燥したカカオ豆を取り出し、焼いたりローストしたりして、砕いて種皮を分離します。
次に、カカオ豆またはカカオニブを(良質な脂肪を抽出せずに)少なくとも 48 時間かけて徹底的に粉砕し、滑らかで繊細な食感と滑らかでまろやかな味を実現します。
容器に入れて冷蔵庫でさらに 1 か月間インキュベートします。
良質な脂肪が豊富に含まれるカカオマスと呼ばれる原料が得られます。
抗酸化物質が豊富に含まれており、代表的な飲み物となっています。
生チョコや上質な板チョコなど、おいしいデザート作りにお使いください。 「Ko Suan」というブランドで販売されています。
「私たちはカカオの木をチョコレートになるまで育てます。」
プレーの起源
このお店は裏の畑で取れるカカオの実の発酵以外の行程を自分で行っています。
発酵工程は工数の関係から近所に人にお願いしているみたい。
あとカカオマスからココアバターを取り除く工程(ココア作成)は大変なのでお店の製品は全てココアバター入りだそうです。
あと酸味対応とか色味(色を濃くする)のアルカリ加工も無いので、商品は酸味が多めで色味が少し薄いとの事。
そんな感じでここのココア(チョコレートドリンク)はこのお店オリジナルの味って事になります。
ちなみにチョコレート以外のケーキとか売ってますけど、この辺りはどこかで買ってくるのかな。(菓子パンは自家製でした。)
このお店の周辺では村おこし的なワークショップ体験が出来るみたいで、チョコレート制作以外に藍染体験や陶芸とか色々あるみたいです。
(このお店はno,2のCo Nai suanになります。)
メニュー表
こちらはお店のメニュー表です。
カカオバターを抜いていないのでココアではなくチョコレート表記になってます。
ホットチョコレートは75バーツ(345円)なので「Cocoa Valley Cafe」と一緒ですね。
建物とかを考慮すると「Cocoa Valley Cafe」の方がお得かな?
この辺の値段設定はライバル店に合わせてるんだろうね。
チョコレート祭りを実施
このお店のカカオについて色々話を聞いた我が家はめっちゃチョコレートを食べる気満々になり、がっつり頼みます。
カカオの実の殻(カカオハスク)のお茶「カカオティー」もお試しって事で無料で頂いた。
俺氏はカカオの実の殻がお茶になるなんて知らなかったが、健康に良いっぽいです。
カカオの香りがするけど味はお茶?で面白い。
で、頼んだメニューはこちら。
ホットチョコレート75バーツ(345円)、タルゴナチョコレートラテ90バーツ、チョコレートケーキ85バーツ、生カカオジュース60バーツ。
ホットチョコレートは想像したレベルで美味しい。少し酸っぱさ?を感じるけれど別い嫌じゃないし、こってりした感じで最高。
メニューにはダブルチョコレートとか書いてあり、もっと濃いのが有るのかと思ったが、ダブルの意味が(チョコドリンク+チョコアイス)だったので、これ以上濃いのは無さそう。
タルゴナチョコレートラテは甘くて美味しいチョコレートラテの上に苦みのあるカラメルが載せてある一品。良く有る安っぽいカラメルソースと違い苦み強めのカリカリのカラメルで美味しい。正直好き。
生カカオジュースとか初めて飲むけど、見た目は全くチョコレート色と無関係なのね。
最近は冷凍技術が進んで日本でも飲めるみたいだけれど、タイの田舎のカフェで飲めるとか幸せなんだ。
匂いはめっちゃ南国フルーツの華やかな香り。そして味わいはとっても濃厚で甘い。
俺氏的なイメージだと「桃のジュース」に近いかなぁ。
正直一番心に残った味ですね。チョコは勿論この生ジュースも飲むべきです。
チョコレートケーキはチョコレートドリンクや生カカオジュースに比べるとインパクト弱め?
たぶんチョコ以外のスポンジ部分とかが市販品だからと思う。ちなみに果物はmakroで買ったとの事でオーナー様は正直者ぞ。
チョコレート部分は濃くて美味しいし、値段も普通のお店と変わらないのでおススメではある。
とりあえずチョコレート関連は外れないので安心して頼んでヨシ。
コーヒー関連は頼んで無いので何とも言えん。
チョコレート祭りを嫁氏とキャッキャしながら堪能してたら、オーナー様のご厚意でお店のチョコレートの味比べをさせてくれた。
左下から70%チョコレート、100%チョコレート、ミルクチョコレート、抹茶アーモンドチョコレート、フレーバーチョコレート(辛い)です。
抹茶アーモンドチョコレートはカカオマス入っていないので、買ってきた材料で作った感じ。
70%チョコレートは日本で食べている高カカオチョコレートの味で旨い。100%は苦くて健康的な味、ミルクチョコはチョコレートらしい甘さで誰もが好きな味、抹茶チョコも普通に旨い、個人的に面白く感じたのはピリ辛のフレーバーチョコレートでした。
カカオの木を見に行く
カフェを堪能し、敷地内にあるカカオ農園も見せて頂く。
農園と言ってもタイ田舎の庭先的なスペースで作っている感じで、商業的なレベルでは無いですね。
カカオの実って幹から生えるんだねぇ。
小さい花とか赤ちゃんカカオの実が付いていて面白いです。想像していたよりもカカオの実が沢山ついてました。
カカオの実も黄色有ったり紫色だったり個性的なんだね。
畑の横では、発酵行程が終わったカカオ豆が天日干しされていました。
あと敷地には飼い犬と猫が居て、この猫(ココ君)は人懐っこかった。
残り2匹(ラテ、ナマ)は逃げる。関係無いがナマ(生チョコから命名)は日本人的にどうかと思った。
お土産を購入。
チョコレート祭りを楽しみ、色々サービスもして貰ったのでお土産を買って帰ります。
オーナーおススメは「生チョコレート」30バーツ(約138円)で嫁氏が食べたい事で2個購入。
俺氏はピリ辛のフレーバーチョコレートとドライフルーツチョコレートが気になるので自腹で300バーツ(約1380円)支払い。
フレーバーチョコは「ナムプリック・ナムヨイ味」でした。
正直高い買い物だけど、お店の応援って事で買って満足です。
カカオバターのリップクリームも面白そうだけど、俺氏は使わないので買わなかった。
そんな感じで、プレー県の自家製チョコレートのカフェの話しでした。
家で生チョコを食べたけど美味しかったです。ドライフルーツのチョコは猫のお世話をしてくれた薬剤師友人のお土産になりました。
ピサヌロークから片道2時間半くらいなので、日帰り観光で遊びに行っても良さそうでした。
以上!
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今回もとても勉強になりました。
発酵工程があるとはまったく知りませんでした。どのような菌を使ってどのようにやるのか見てみたいものです。
ソローリさん、こんにちは。
発酵工程は、カカオ豆に付いた果肉ごと箱に詰めて混ぜる的な方法みたいです。
タイだと虫が沢山寄ってきそうですね。