どもどもでっす。ピサヌロークからナリカーです。
何かANAのLCCであるエアージャパン(Air JAPAN)がバンコク出発前に機材不調で欠航した模様。
バンコク発のエアージャパンは深夜3時に欠航
2月22日のNQ2便(バンコク発→成田行)が出発予定00時15分に対し機材不具合で深夜3時まで待たされ、最終的に欠航となった模様。
現在エアージャパンは機体不具合の出た1機しか無いので、振替便も無く欠航した便の返金対応で終わりとの事です。(往復で購入した場合でも払い戻しは片道のみ?)
3時まで待たされてたタイ人は「こんなこと許されるのか!」と大声をあげていましたが、日本の航空会社であろうとLCCの対応はこんなもんなので、嫌なら高いお金を払ってちゃんとした航空会社に乗れって事なんだな。
タイ人のコメントに「日本の航空会社だからサービス良いと思ったのに」とか書いてありましたが、そういったサービスを削って安い料金が実現するので理想と現実が知れて次の購入者には良い参考になったと思う。
エアージャパン発足時の峯口秀喜社長は
LCCでもなく、フルサービスキャリアでもない第3のブランドです。
お手軽な価格を基本に、フルサービスとLCCとの良さをあわせもあったサービスの考え方と機内の居住性に重きをおきたいと思います」
って言ってたけれど実際のサービスはLCC基準て事で勉強になりましたね。
2月26日にエアージャパンから声明あり
タイでの騒ぎが未だ収まらない状況にエアージャパンのお知らせにお詫びの声明が出ました。
ザックリ内容としては
NQ2便の欠航についてお詫びの対応をさせていただく準備中です。詳細につきましては、決定次第ご搭乗予定であった皆様へ、それぞれ個別に、後日ご案内します。
でした。
「欠航だけど、規約通り保証はない」→「個別にお詫び対応する予定」に変化した。
流石に会社の理念を速攻ぶっ壊すのは峯口秀喜社長も不味いと思ったのかな?
それとも親会社ANAを含めた評価の下落を食い止める為か分からないけど、お詫び内容が一律ではなく個別に対応って部分がキモイね。声の大きな人が得するパターンかな?
2月22日 NQ2便にご搭乗予定でしたお客様へ
この度の2月22日NQ2便(バンコク発→成田行)の整備作業に伴う欠航により、ご搭乗予定の皆様にはご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
当日のNQ2便の使用機材は、前便のNQ1便(成田発→バンコク行)の到着後に不具合が発見されたため、整備作業を実施いたしましたが、修復にはいたらず、皆さまの安全を考慮した結果として出発予定時刻を大幅に超えた2時55分(現地タイ時間)に欠航の判断に至りました。
また、搭乗ゲート付近でご搭乗をお待ちのお客様には状況の説明やアナウンスが不十分となり、深夜時間帯において長時間お客様をお待たせし、多大なるご負担とご不快の念をお掛けしましたこと、お詫びの言葉もございません。
現在当社では、当該便にご搭乗予定であったお客様へ、不十分なご案内の中で、深夜に長時間お待たせし、最終的に欠航することになってしまったご負担に対して、改めてお詫びの対応をさせていただく準備を進めております。
詳細につきましては、決定次第ご搭乗予定であった皆様へ、それぞれ個別に、後日ご案内させていただきます。
皆様に多大なご迷惑とご不便をお掛けしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。
株式会社エアージャパン
これって批判が続くNQ2便の欠航に対する補填(お)するってあるけど、韓国便の欠航に対する保証は無いのね。韓国便の欠航に対する対応が違うのは世間からの声が小さいからだと思う。
タイの消費者保護で損害賠償できる?
既に欠航から3日経過したが、未だタイではニュースに取り上げられていて「損害賠償の裁判したら勝てる」的な話題になってました。
タイ消費者保護委員会事務局(OCPB)に相談可能との事ですが、エアージャパンはタイ国外の会社で直接的な影響力は使えないみたいです。
ニュースではタイ国外の会社は適応外だけど、エアージャパンのタイ法人に対して損害賠償できるのでは?みたいな話でしたね。
チケット買う時に欠航等の規約に確認チェックして購入するので本来のルール的には賠償責任が無い筈なんだけれど、消費者保護観点でタイ国内の独自ルールが有るのかも?
でもそんなルールが有るのなら、もっと酷いことしてるエアアジアとか裁判だらけの筈だけど聞いた事ないのよね。
まあどうなるか知らないけれど、今回は仮に1万バーツの見舞金とかで手を打って次回以降の予約前の規定に多くの追加事項(裁判おこさない)が増えるんかな?
現状の話だと「タイの裁判には勝てる可能性有る。でもエアージャパンのタイ法人が無い場合は日本の会社にお金を請求する形になり、支払う義務は無いと言われお金貰えない」みたい。
国際法なら守る必要あるけど、タイ国内しか規定されない法律に日本国内の会社が言う事聞く必要ないからね。
エアージャパンもリスク対応でタイ法人作ってないのかも。
振り替え便ないので、自力でチケット手配。
エアージャパンは振り替え無しの返金対応となったので、残された乗客が日本に行くには新しいチケットを自分で手配しないとダメな状況となり結構な人がフィリピン航空のチケットを購入したみたいです。
直行便の6~7時間に対し乗り継ぎ含めて16時間以上となるけど、料金的にはエアージャパン買い直すより安いのかな?
エアージャパンは運航を始めて約2週間くらいだけれど、タイ人の中で微妙に評価を下げたと言うか、日系でもLCC(安かろう。サービス悪かろう)のリスクを理解できたと思う。
今タイではエアージャパンの塩対応がニュースで多く報じられていて、タイの運輸大臣からエアージャパンに対し質問状(今後の対応手法)が出た模様。
基本的に航空会社のルールが適用されるので特に運用が変わる事は無いともうが、確かに航空会社で機体1機しかないって正直ヤバいよね。親会社がANAなので安心感があったけれど、今回のトラブルで特にフォローが無い(別会社だから当たり前)事を考えると結構なリスクあります。
航空便遅延保険(MUFGプラチナカードの場合)
そんな感じでLCCだと欠航とかの保証とか見舞金とか無いので、海外旅行保険や保有するクレジットカード付帯の海外旅行の航空便遅延保険が使えるか確認して少しでも損益が減る様に動いてくださいね。
自分の持つクレジットカードで航空便遅延保険が有るのはMUFGプラチナカードだけで、保険金額は最大1万円限度(食事代)でした。
恐らく航空会社から発行される遅延証明とエアチケット購入の証(予約控え、ボーディングパス)、食事のレシートや領収書(日付入りがベター)を準備すれば保険使えると思う。
食事する前にクレジットカードデスクで確認するのが確実だよ。
お問い合わせ先
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードデスク
そんな感じでエアージャパン欠航の話でした。
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air japan 私も先日の復路便で利用しましたが、やはり出発が1時間半近く遅れました
3月の復路もこれを予約して居ますがどうなるのでしょうか?ちょっと不安
TOMMYさん、こんにちは。
Air Japanの遅延はほぼ確定な状況でしたが、流石に欠航→払い戻しは厳しかったですね。
自分も予約していますが、その時も飛行機1機体制の筈なので心配になっちゃいます。
私は先月、エアアジアで関空発ークアラルンプール経由ーチェンマイ着で2万円弱で予約しました。関空を19:00頃発、翌深夜着で6:55クアラ発チェンマイ8:40着の予定だったのですが、関空発が10:35に変更され、クアラ16:45着になってしまったことがありました。トランジットに14時間という恐ろしい事態が発生しました。クアラ行きは払い戻しできるのですが、旅行会社経由での予約だったので、チェンマイ行きは変更できませんでした。まあいつもポジティブ思考の私なので、すぐにクアラルンプールでの買物に気持ちを切換えて各国のテレビ見放題のチューナ買いました。お陰でタイで日本のテレビ以外にも、大好きなF1,NFL,NBAやWOWOW、過去の映画も見える環境ができました。まあ結果オーライということですが、トランジットには時間的な余裕を持っていたら良いのですが、それにしても16時間は今までで最長でした。
Kojiさん、こんにちは。
今回のAIRJAPANの欠航騒ぎですが、LCC先駆者のエアアジアの所業(欠航、遅延、前倒し)を見れば、特に騒ぎになるレベルとは思えないですが、日本ブランドの期待値が大きかったので裏切られた気分なのでしょう。
自分はトランジット5時間が最大ですが16時間ともなると体が伸ばせて休めるキャンプ用のマットレスとか準備したいですね。