皆さん、こんにちは。ピサヌロークからナリカーです。
腎臓病の黒猫ココロの皮下点滴も今日で9日目(動物病院で1回されたのでTOTAL10日)
未だに針刺す時に失敗するので補液パックより先に注射針が無くなってしまいました。
自宅で皮下点滴9日目
先ずは動物病院に電話
長くお休みだった掛かりつけの動物病院がOPENしたので、電話にてココロの症状を話し指示を仰ぎます。ココロの現状は
- 自力でご飯を食べる(量は少ない)
- オシッコはちゃんと出る(皮下に輸液も残らない)
- ウンチも出る(食べる量が少ないので量は少なめ
- 嘔吐は2日に1度の頻度。
- 遊ぶことが出来る。
こんな感じです。この内容をを先生に伝えると
「悪くなってないので治療効果は出てます。今週は血液検査無しで継続して自宅で皮下点滴をしましょう。様子を見て点滴頻度か1回の量を減らしてみて下さい」
との事でした。そして注射針や輸液セットの購入場所を聞くと
「人間用のドラックストアで購入して下さい」
だそうです。猫も人間用と同じもので良いんだね。
いつもの薬局向かう
前回、強制給餌用のシリンジを購入した薬局に行き、空になった点滴セットと針を見せて同じものがないか確認します。
現物を渡すとお店の奥の方に連れて行かれ、無造作に置かれた輸液パックの中から同じ物(メーカー違い)を発掘してくれました。
注射針も今使っている18Gと細めの21Gを各5本購入。細い注射針も試してみたい。
薬局で買うと凄く安いですぅ。
補液パックは酢酸リンゲル液1000mlとチューブ1セットで70バーツ、注射針は1本1バーツで10本10バーツの合計80バーツ(280円)です。安くてビックリ!
動物病院で皮下点滴お願いすると1回200バーツだし、動物病院で輸液セットを買うと3セット(10回分)で710バーツだから薬局は490バーツもお得!
動物病院だと注射針1本5バーツだったからね。まあ利益出すには必要だから文句はないけど、「自分の所で買わなくていいよ」って言える優しさはタイらしいよね。
皮下点滴します。
そして午後から皮下点滴を開始。悲しい事に、部屋に入って点滴セットを弄る自分を見たココロは恐怖で嘔吐しちゃいました。お互いに悲C(T_T)
点滴の前に床をお掃除して、手をキレイに洗って準備完了。少し元気になって逃げる力も増したココロをガッツリ掴んで針をプッスリ刺します。あれ暴れないぞ?
注射針18G→21Gの効果は
針が細くなって皮膚の通りが良くなったのか、刺した瞬間の「ビク~ン」って動きもなく輸液を注入してもあまり逃げる素振りがないですね。
午後の点滴で輸液パックが温まった効果かもしれませんが、猫のストレスは減ってるみたい。
その代り輸液スピードは18Gの半分くらいになってなかなか液が落ちません。時間をかければ300入ったと思いますが、自分の精神力が保たず200ml入れて本日は終了!
21Gの注射針も良さそうですが時間との兼ね合いで、18Gとどっちが良いか微妙です。
とりあえず無事に皮下点滴が終わりました。
日本だと薬局で輸液買えないみたいね
我が家はタイ住まいなので輸液セットが薬局で気軽に購入できるけれど、日本だと動物病院でしか買えないのかな?
とりあえず輸液パック以外で猫の皮下点滴で必要そうなものを載せとく。
我が家はカーテンレール使ってるけど、点滴スタンドがあれば自由度有るし便利。
点滴する時に無理な姿勢で作業すると、失敗しやすいので我が家は作業台を使用してる。
専用品じゃなくて普通の机でOK。猫が逃げにくい天板ツルツル系がオススメかな。
輸液パックの残りが少なくなると輸液スピードが落ちて猫も人間もストレス大。
輸液パックを加圧する装備が有ると便利
輸液パックの目盛りでもそれなりだけれど、ちゃんと皮下点滴の注入量を確認したいなら秤は必要。
黒猫ココロ、治療3年半で亡くなる
恐らく猫の腎臓病の皮下点滴の検索からこのブログに来た人が多いと思うので、皮下点滴治療した黒猫ココロのその後を追記します。
黒猫ココロは2022年4月11日に亡くなりました。
日数的にはこのブログ記載日から約3年後になります。
皮下点滴の回数としては273回実施となり、腎臓病(ステージ4)の発症がわかってから約3年半の延命効果となりました。
我が家の猫は恐らく3歳で腎臓病が発覚したので、若さ効果である程度の延命が出来た可能性はあります。
その様な訳で、少しでも愛猫と長く過ごしたい場合は自宅で皮下点滴するのは効果的と思いました。
プルさんだよ。
今日のプルさん。旧ブログではココロより絶大な人気がありました。ココロは貧素な顔だけどプルさんは強そうな顔にぽっこりお腹でキュートな寝姿が良いのです。
毛の薄い下顎はヨダレで薄っすら濡れてる所なんて大好物っす。
以上、今日の猫ブログでした。
犬や猫が体調を崩して点滴してやりたくても、いつもお世話になっている獣医だと一泊二日の入院+点滴で千バーツコース。嫁に睨まれながら連れて行きます。
これが薬局で買って自分でやれば80バーツとなると、助かりますね。
素晴らしい情報を有難うございました。
メンカームさん、こんにちは。
一番難しいのは、点滴パックの種類が多くて正しい物が分かり難い所です。成分表をしっかり読んでトライしてみて下さい。