どもどもでっす。ピサヌロークからナリカーです。
昨日も夕方から急に風が強くなって、程々に雨が降りました。
タイも雨期に入って少しは涼しくなると嬉しいですね。
DAHON Routeのペダル&BBメンテ
最近、DAHONの「Boardwalk」と「Route」を交互に乗って思うのだけれど、Route君が昔より遅くなった気がするんだよね。
もちろん絶対的な速さは俺氏の体力が関係するのだけれど、1年くらい前ならRoute君の方が平均速度で1~1.5km/hは速かった筈なんです。
リアホイールの玉押し調整は2台同時に行ったし、残るメンテ部分はペダルとBBかな?って事で玉押し調整&グリスアップしてみました。
ちなみにBoardwalkのBBはカートリッジ式に交換済みで、ペダルも新し目なので今回は省略。Route君だけメンテです。
メンテナンスで速くなるのか乞うご期待!?
ペダルの玉押し調整
Route君のペダルは程度の悪い状態の中古だったので即amazonで折りたたみペダルを購入。
もちろんコスト優先で一番安そうで評判普通の「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オッフル 折りたたみ式ペダル」
を購入して取り付けました。
レビューで「回転が渋い」とのコメントが多いですが、指でペダルを弾くと1.5回転くらいで止まる感じです。
分解&調整
まずこのペダルの分解&調整に必要な工具は
- 細いマイナスドライバー(キャップを外す)
- 12mmソケット(ロックナットを外す)
- ラジオペンチ(廻り止めワーシャー掴み)
- 15mmソケット(玉押し調整)
- グリス
- ウエス(掃除用)
になります。俺氏は分解してから15mmソケットが無いことに気付いてちょっと焦りました。
こんな感じです。
まずはペダルを折りたたんだ状態で外側に見える黒いキャップをマイナスドライバーで無理やりこじ開けます(乱暴)
キャップの下から12mmのロックナットが見えます。
※本来ならクランクからペダルを外して作業したほうが整備性が良いです。
12mmのロックナットをソケットで緩めます。ペダルの左右で緩め方向が変わるので気をつけてください。
12mmのロックナットを外すと、奥に廻り止めのワッシャーが有るのでラジオペンチで摘んで外します。
更に奥に15mmのナットと一体化した玉押しが有るので15mmソケットで外します。
自分は14mmのソケットしか無くどうしようかと悩みましたが、自転車メンテツールセットのペダルレンチに15mmのボックスが付いてるのを発見してそれで代用出来ました。
余り使う機会がないかと思っていたツールセットですが、困った時に助かりますね。
ペダルを軸から外す時に小さなベアリング玉を落として無くすと大ダメージなので慎重に作業します。
外したパーツ類に錆は無く、防水関係はいい仕事してますね。ちなみにグリスも多めに塗布されていました。
各パーツの古いグリスをキレイに拭き取って組み直します。分解した逆の順序で組むだけなので難しくはないです。
ペダル本体のカップにグリスを注入し、ベアリング玉を並べて行きます。
片側11個程玉を並べたら更にグリスを注入しておきましょう。そして軸側ののコーン部分にもグリスを塗布してペダルを差し込みます。
ペダルを差し込んだ後はベアリング玉が落ちないように軸とペダル本体を固定して玉押しナットで締めて仮固定。
玉押し調整についてはガタが出ない範囲で適当に頑張って調整、ロックナットを締めるとガタ量が変わるので何度か修正して良い塩梅にしましょう。
ちなみに安めの折りたたみペダルなので軸にガタがなくても、折りたたみ部に結構なガタがあります。
玉押し調整&グリスアップしたペダルを指で弾くと「約3回転」くらい回るようになりました。
「3回転」とかベアリング構造のペダルに対したら「激重」レベルですけど、元々の回転よりは良くなったのでOK。
BBメンテ
次はクランクを外してBBのメンテナンスです。
Route君のBBメンテは過去に1回実施したことが有るので過去記事も参考に貼っておきます。
必要工具は
- コッタレス抜き
- 14mmソケット(コッタレスによって変わる)
- 14mmスパナ(コッタレスによって変わる)
- フックレンチ
- カニ目レンチ
- グリス
- ウエス(掃除用)
俺氏はフックレンチ、カニ目レンチはマイナスドライバー+ハンマーで代用してます。(オススメしない)
まずはクランクとペダルを固定しているBOLTを外してコッター抜きでクランクを抜きます。
クランクが抜けたら外側のロックリングの溝部分にマイナスドライバーを当てて反時計側に回るようにハンマーで叩いて回します。
固く締まっている時は車体側を傷つけたりパーツを壊す場合があるので無理そうなら専用工具を用意するか自転車屋さんに駆け込むのが吉です。
ロックリングが外れたら、内側のカップに有る穴溝にマイナスドライバーを当てて反時計側に回るようにハンマーで叩いて回します。
こちらは軽い力で回るので軽くハンマーで叩いてください。
カップが緩んだら手で緩めて外せばベアリングとご対面。グリスは残ってるように見えるけどボール玉部分は乾いてるね。
シャフトを抜いて反対側のベアリング含めて清掃します。元の取り付け方向で最組出来るように写真を残しておくと安心ですよ。
右ワンが緩むか確認:駄目でした
BBのメンテのついでに、BB交換で鬼門の「右ワン外し」にトライしてみた。
このパーツが外れないと、純正カップ&コーンからカートリッジ式に交換が出来ないので先に確認してみるのです。
結果:外れない(泣)
Boardwalkの時は普通にスルッと緩んだけれど、Route君の場合ソケットの柄の長さだけではトルクが足りないですね。
一人作業で力入れると車体側が浮き上がるので、怪我する前に作業は中止。
今の所、パーツ交換する予定はないので無理して外す事もないので無理は禁物。
サクッと元に戻して玉押し調整して終わりにしました。
後は自転車2台並べてチェーン清掃&注油してメンテナンス完了です。
Routeに関しては駆動系部品の玉押し調整&グリスアップは全て行った状態なので平均速度が上がると良いなぁ。
1時時間タイムトライアル
そして今日の朝、郊外路で1時間のタイムトライアルしてみました。
目標は平均時速28.5km/h以上出ればメンテナンス効果あり?(Boardwalkは平均時速27km/h台)
今回はマジ走りでいつもの定点観測地点も素通りで頑張って漕いでます。途中の写真撮影もコレ一枚だけなのでほぼ全力。
頑張って家に到着したら走行距離29.47km、平均速度28.79km/hでした。
とりあえず目標は達成したけれど自転車メンテの効果じゃなくて、俺氏の全力漕ぎの効果かも知れない。
いつもは平均心拍数が135~140bpmだけど今回は152bpmなので俺氏の出力が高い結果で平均速度が上がった気がします。
俺氏全力の証で心拍数のゾーンが4と5で大半を占めていますね。
まあメンテナンスして遅くなってないから効果はあったと思いたいですね。
そんな感じの自転車メンテ&1時間タイムトライアルでした。
↑ブログ気に入って貰えたらリンク2個をポチッっとお願いします。
先日の電気代の件、家は毎月500バーツまででしたが、やはりエアコン使用が急に多くなり今月の請求が気になっていましたが、なんと無料になっていました。
びっくりしたのとタイ政府に感謝の気持ちでいっぱいです。
alfaさん、こんにちは。
3・4・5月の電気代補助ですが、5月分から値引きが始まったみたいですね。
電気代は家計に響くので値引きは素直に嬉しいです。