皆様、こんにちは。最近暑いしか書いていないピサヌロークからナリカーです。
今日の予想最高気温は39度なので幾分涼しい?のかな?早く涼しい日本に帰りたいね。
【自転車ブログ】
DAHON Routeで朝チャリ
久しぶりに自力で5時半に目覚めたので、ルート君で朝チャリに行きました。場所は家から近い空港接続道路です。良く出会う現役退職したと思われる年配のチャリダーに挨拶をしながら目標の距離30kmを目指してギッコギコ。無事に30km近くを走破し、家に着く途中で高架の先に見える新興住宅が気になったのでポタリング気分で寄っていきましょう。
ちなみにこの新興住宅地をグーグル・マップで見るとこんな感じ。凄く狭い範囲に同じ家がギュッと並んでいますが、これは政府主導の低所得者向けの住宅となります。
日本でも金額の差で家の規模に天と地ほど差がありますが、ここタイも同じで低所得者用の集合住宅とか政府(軍人)のみ入居可の物件とか色々ありますね。
ちなみに家の低所得者向け住宅と同じ縮尺で高級・中流とかを比べてみるとこうなります。
高級住宅
こちらはナレースワン大学近くのナーン川沿いの高級分譲地です。購入者はナレースワン大学に有る病院の偉い人が住んでいるらしいです。同じ縮尺だけど土地の大きさが違いますね。数年前の大洪水の時はこの高級住宅地が浸水して大騒ぎだったらしいですが、庶民からすれば「いい気味だ」だったらしい。
自分なりの高級住宅とは
- 土地が広い
- 住宅建材の質や作りが良い
- 門が電動リモコン式
- 住民の民度が高く静かな環境
- 入り口に常駐のガードマンが居る
- 価格500万バーツ以上~
まあデメリットは無いですね。
中流住宅
日本人にとって『中流』って概念はどこまでも広くはっきり線引できないですが、この住宅地は中流かなぁ?
自分なりの中流住宅とは
- 自宅庭に車を停めるスペースが有る
- 土地が広ければ平屋で狭ければ2階建て
- 敷地を隔てるコンクリ壁がある
- 周辺住民のガラが悪くなる(奇声、夜間の宴会、改造爆音マフラー)
- 路上駐車とかがジャマ
- 価格80万バーツ以上~
とかかなぁ。義両親の家はこの村よりランク下で正直新居が出来るまでの1年は辛かったス。
高級、中流、低所得者向けの住宅が集合している場所があったので比較にぞうぞ。
低所得者住宅
で、今回お邪魔した低所得者向け住宅の紹介です。同じ形の家が狭い範囲に沢山並んでいます。正確な敷地は判りませんが見た目間口が5m、長さ10mの50平米くらいです。この家が300軒くらい有るのかな?まだ出来たてで入居者は10軒くらいで寂しい感じ。
外の様子
その中の空き家の写真を取らせて頂きました。
こちら正面玄関になります。車を停められるスペースがないので、この住宅のコンセプトは車を買えない人向けって事ですね。
横側には窓の配置はないです、これだけ隣と近いと窓が有ってもお互い気になるから壁が正解です。
こちらは勝手口?になります。このレベルの住宅にはキッチンが無いので、このスペースで調理や洗い物すると思われます。
内部の様子
室内には入れないので玄関?の掃出し窓から内部を撮影しました。1Fは1つの部屋となっていて2Fへの階段が見えます。勝手口手前には洗面所が有ると思います。
おそらくタイル1枚が50cmなので内部は3m×8mの24平米くらいです。
2Fの詳細は不明ですが、恐らく3m×3mの部屋と通路(収納スペース)奥に洗面所(シャワー&トイレ)が有るのかな?
日本なら2人で丁度よい大きさな感じですが、タイの低所得者は6人位で普通に住んでいます。
もちろん圧倒的にスペースが足りないので、敷地いっぱいまで屋根を拡張して壁も作って部屋にしたりします。タイは改築の申請とかもなく土間コン打ってブロック積めばOKなのでお気軽です。
住民がまだ少ないですが住宅兼ミニマートとか開店していました。
住民の半数は自動車を保持していて道路に路駐でした。この住宅の値段は不明ですが20年前は20万バーツ程で、同程度のレンタルハウスが月3000バーツ前後で借りれることから、15年ローンで50~60万バーツ程度ではと推察します。
60万バーツだとエコカー1台と同じ価格なので低所得者でも手が出る範囲と思います。
でも見栄っ張りのタイ人は誰にも見せない家より、人に見せられる車にお金掛けるのが普通なんだよね。
ちなみに我が家には車がなく2人住まいなので、この低所得者向け住宅が丁度良い筈なんですけど、日本人は近隣住民の民度に耐えられないと思いますね。
今日の走行距離
順番がバラバラだけど、走行距離は31.11km、平均速度24.07km/hでした。住宅見学中がゆっくりだったから平均速度が遅めです。
そして洗車して、ステムのロックが弛くなったので調整しました。折りたたみ自転車は普通の自転車と違い折りたたみ機構のメンテンスが必要なのです。調整は硬すぎてもダメで弛すぎてもダメなので「適度にググッと来てキュッと締まる」感じにしましょう。
以上、朝チャリと宅訪問でした。