どもどもでっす。今日も雨のピサヌロークからナリカーです。
雨でお買い物いけないけど涼しくて快適です。
タイはラーマ10世が国外退去させた元王妃の息子がタイ帰国したみたいでニュースになってます。
※タイ語のカタカナ表記は適当です。
ラーマ10世の元王妃スチャーリニー妃の次男がタイ帰国
昨日からタイ人の中で話題の話を適当に調べてみる。
昨日、ラーマ10世と離婚した2番目の王妃「スチャーリニー妃」の次男さんが突然タイに帰ってきました。
ラーマ10世の今現在の王妃は4番目の「スティダー王妃」で側室(チャオクンプラ)として「シニーナート妃」の2人となっています。
そんな中、国外退去のラーマ10世の血を引く男子がタイ帰国してきてビックリ状態です。
「スチャーリニー妃」とは
スチャーリニー妃はラーマ10世の2番目の奥さん(結婚時期は1994年~1996年)
元女優さんで、1962年5月26日生まれの現在
15歳の1977年から芸能活動を開始し1979年8月に引退。
1979年にラーマ10世との間に長男(1979年8月29日)を授かっているので妊娠出産→引退の流れかも。年齢的に17歳で長男を産んだ感じです。
当時、ラーマ10世は1番目のソームサワリー妃と婚姻関係(1977年 – 1991年)でしたが、その間もスチャーリニー妃との関係は続き、1983年までに4男・1女を授かります。
当時はラーマ10世は親の希望で王族出身のソームサワリー妃を娶りましたが娘1人(パッチャラキッティヤーパー王女:1978年12月7日生)を作った時点でお役御免って感じだったのかも?
日本なら王妃との結婚中に別の女性と子供を何人も作るなんて良くないジャンって言われちゃうけど、タイ王族なので問題ないのです。
スチャーリニー妃は2年毎ペースで次男(1981年生)、三男(1983年生)、四男(1985年生)、長女(1987年生 )と子供を増やし、1994年にスチャーリニー王妃となります。長男誕生から15年後の事になりますね。
スチャーリニー妃はタイ王室としては初めて支配階級以外からの王妃だったみたいで、嫁姑問題ではないがバリバリの王族出身であるラーマ9世の王妃であるシリキット皇太后との折り合いが良くなく、シリキット皇太后は結婚式に不参加するくらい結婚反対だった模様。
そして結婚してからは何か問題が有ったのか1996年に離婚となり国外強制退去となりました。正式理由としては王妃がラーマ10世の部下(空軍大元帥)と浮気したとなっています。
その後長女(シリワンナワリーナーリーラット王女)はタイ帰国し、そのまま王族に復帰。女性なので王位継承権争いに関係無いことが復帰の理由と言われる。
男子は王位継承権は剝奪済みであるが、血筋は王族なのでタイに入国できず現在はアメリカで生活しています。
王位継承無し(国外退去)
- 長男:チュターワット・ウィワッチャラウォン(1979年生)
- 次男:ワッチャラレーソーン・ウィワッチャラウォン(1981年生)
- 三男:チャクリーワット・ウィワッチャラウォン(1983年生)
- 四男:ワッチャラウィー・ウィワッチャラウォン(1985年生)
王族に復帰
- 長女:シリワンナワリーナーリーラット王女(1987年生 )
「スチャーリニー妃」の次男「ワッチャラレーソーン・ウィワッチャラウォン」
そんな国外退去でタイに入国できない筈の「スチャーリニー妃」の次男がタイに入国しました。
名前は「Vacharaesorn Vivacharawongse(ワッチャラレーソーン・ウィワッチャラウォン)」で1981年5月27日 生まれの42歳。
ニックネームは「アオンさん」で、現在の職業は法律顧問です。
次男さんは話上手でコミュニケーション能力が高いタイプらしい。
学歴
- チュライラット幼稚園 バンコク
- チトララダ学校 バンコク
- トリニティ予備校、アメリカ
- 米国ステットソン大学法学部卒業法学士
- 米国ステットソン大学法学部で法学修士号を取得
職業
- Maney & Gordon Company の法律顧問
Boodles Boxing Ball 2019 チャリティボクシングイベントに参加。
特に国家行事に参列とかではなく、普通にタイ国内を移動しているみたいですが、国外追放はキャンセルされたのかな?
突然の帰国の理由は?
突然タイに入国できてビックリですが、ラーマ10世の心象に変化が有ったのでしょうか?
ラーマ10世も70歳となり、次世代のラーマ11世に関して思う所が出来た可能性もありますね。
現在の王位継承権1位(推定)は3番目の元王妃シーラット妃の息子のティーパンコーンラッサミーチョート王子ですが、見た感じの雰囲気がちょっと一般人と違う感じがする。
そして残りの女性2人の内1人パッチャラキッティヤーパー王女は長期入院中で最近は話題に出てこなくなりました。シリワンナワリーナーリーラット王女も正直どうなんだ?って感じ。
そんな訳でラーマ10世の血を引く男子が必要になりタイに呼び戻した可能性もありますね。
ラーマ9世が生存していた時は王位継承権問題で「まともな人格者の息子4人」がライバル状態だったラーマ10世ですが、無事に国王となった現在は後継者問題の解決策として「まともな人格者の息子4人」が必要になったのかもしれません。
そしてなぜ長男ではなく次男が帰って来たのか?については既に長男のチュターワット氏は外国人女性と結婚済みの為、タイの王位継承時に問題となるから未婚の次男が帰ってきたとタイ人は話していました。
正直、ラーマ9世が亡くなった時点でタイ王朝も終わりだと言われていたので現状は不思議でも何でもないが、国外退去で王族から一般市民に格下げされた「スチャーリニー妃」と息子達にとって良い流れになってきたと思われる。
ラーマ10世の話は掘り下げて行くと色々面白いエピソードが出てきて飽きないね。タイ人曰く「韓国ドラマのシナリオみたい」だそうです。
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