どもどもでっす。ピサヌロークからナリカーです。
最近はブログ更新が億劫なのよ~。毎日更新→2~3日毎に更新と更新頻度下げたら、更にブログを書く気力が下がってきた。日本家族への生存確認なのでそれなりの更新は必要だけど流石に週一はマズイよな。
今日の朝はプルさんは外で喧嘩したみたいでへニョっとしてる。そして大気汚染も相変わらず・・・
BYD ATTO 3のバッテリー交換は高額。
旅行のこと書くのが面倒くさいので最近タイで話題になった電気自動車の修理代の件でも載せとく。
2023年1月末に日本でも販売されたと思われる「BYD ATTO 3」だけど、タイでも販売中で最近事故を起こした車両の修理費用の高さが話題になってました。
ちなみに日本の情報はこちら→https://byd.co.jp/e-life/cars/atto3/
日本だと440万円なんすね。
事故は中央分離帯に衝突
事故の内容とか修理費とか車両保険とかの話はタイのテレビのYou Tubeで出てる。
https://www.youtube.com/watch?v=gdLvxCL8nM4
事故は物損事故で中央分離帯に乗り上げて片側前輪と車体下のバッテリー本体に破損が出たみたい。バッテリーは本体まで壊れたのかカバーだけの破損なのか不明。
まあ事故で車が壊れるのはしょうがないね。バッテリー火災が起きなかった事は安全面から言えば及第点でしょう。
新車の車両価格より高い修理費。車両保険が足りない
そんで新車時に加入したタイの車両保険で修理に出したら修理代が新車の車両本体価格より高くなった模様。
車両保険は100万バーツに対し修理代の見積もりは116万7571バーツです。
新車時の車両価格は約110万バーツなので修理するより新車のほうが安いのね。
バッテリーがバカ高い。
修理代がこんなに高い原因は、バッテリー交換が896190バーツ(約350万円)もするの。
BYDのカタログだとバッテリーの価格は528730バーツ(約208万円)だけど、実際の価格は時価というかかなり高くなってます。
車両本体価格が110万バーツなので単純計算だとバッテリーが車両価格の80%近い値段になるのね。
まあ普通の日系ガソリン車でも補修パーツは生産時のコストに対し2倍以上の価格設定になるからこの値段もしょうがないかもしれん。
そんな感じで現状の電気自動車は政府補助等で新車販売価格が安くなっているけど、補助の効かない修理費が高額になる場合があるので、修理に備え高めの車両保険必須ってことだと思います。
逆にこの修理費(保険代)くらい余裕で払える人じゃないと電気自動車に手を出すのはまだ早いと言えるかも。
今現在のスマホのように、修理パーツが安価で簡単に手に入る環境になるまで電気自動車の修理費は高いままと思う。
※2024年7月にバッテリー価格を改定。
車両価格の大幅値下げと共にバッテリ単価も下がりました。
それでも高額には変わりないので、保険ない状態でバッテリーが死んだら廃車かな。
話題になって修理費減額(カバーだけ交換)
この話がニュースになりBYDもヤバイと思ったのか不明ですが、技術者の元で車の状態を確認した所「バッテリーカバーだけ交換」で修理可能とのことで修理費がグッと下がったとの事でした。
https://www.matichon.co.th/economy/auto/news_3860200
他の電気自動車でも同じ事あって、正規のパーツリストにはバッテリーカバーだけのパーツはなく高額なバッテリーとセットになっているパターンと思う。
つまり誰にも騒がれなかった場合は正規の修理代(116万7571バーツ)だったね。
そんな感じで電気自動車のバッテリー修理はメチャ高額なので気をつけてねって話でした。
現状の電気自動車を購入する層は経済的に裕福と思われるので車両保険に入ると思うけど、バッテリーに関する故障や事故で新車価格なみの修理費になる場合もあるから高めの車両保険に入っておくべきですね。
今回のバッテリー価格(新車販売価格の90%)を考えると、バッテリーが故障した電気自動車って中古価格としては無価値って事よね。
これから電気自動車が増えて買い替え需要で中古市場に流れてくる筈だけど、先駆者の日産リーフの中古価格を眺めてみると中古での買取価格は厳しそう。
ガソリンに比べて電気代の方がお得!とか安易に飛びつくと、後々の修理費とかリセールとかで泣く可能性あるからね。
現状の電気自動車は「環境大好き、新しい物好き、EVの走りとか静粛性に価値を感じる人」がメインでお得に使いたいって人にはまだ早そう。
以上。
ペットランキング にほんブログ村 ↑ブログ気に入って貰えたらリンク2個をポチッっとお願いします。
ご指摘の点、100%納得です。
なお、日本の場合、BEVの修理には特別な資格が必要だそうで、いわゆる「街の修理工場」では修理を断られます。バンパーのヘアラインクラックでも受け付けてもらえません。
ディーラーに持ち込むことになりますが、基本的に高いうえに、パーツ交換で対応されますので、修理代は驚くほど高くつきます。
車両保険がこれまた問題でして、物損補償を2回請求すると、翌年の保険料がアップするだけでなく、場合によっては車両・対物の引き受けが停止されます。(対人保険だけだと危険すぎます。)
このような次第ですので、BEVは怖くて買う気にはなれません。
ソローリさん、こんにちは。
最近のセンサーだらけの自動車って修理するのに専用工具や検査器が必要で街の小さな修理工場だと設備投資と利益が合わなくなるみたいですね。
全てが自動運転になれば事故が減って修理も減る気がしますが、あと30年はかかるでしょうね。