どもどもでっす、ピサヌロークからナリカーでっす。
日本人には特になんて事はない話だけれど、ピサヌロークのセントラルデパートに「クリスピー・クリーム・ドーナツ」がやって来たらしい。
バンコクでは大して珍しくないドーナツチェーン店だけど、タイの地方都市には店舗がなくてドンムアン空港国内線ターミナルでお土産として買うのが定番だったお店なんよ。
そんな感じで日本でなら「東京ばな奈買ってきたよー」的なお土産(ドーナツ)がいつでも買えるようになったとピサヌローク県民は大喜びらしい。
昨日OPENで午後3時には商品売切れになったので、しばらくは混雑すると思う。
あと、昨日の新型コロナ感染者は1名でした。現状だと危険な雰囲気はないです。
ホームベーカリー更新
少し前に俺氏の不注意でぶっ壊した日本から持ち込みのホームベーカリーですが、適当修理で焼成以外の作業は出来るので、コネ作業以降の発酵、焼成は別作業で食パン作ってました。
でも流石に手間がかかって面倒くさいな~って事で、嫁氏にお願いしてSHOPEEでホームベーカリーを購入してもらった。
本当なら日本帰国時にパナ製のホームベーカリーを買いたいけど日本帰国が面倒くさい状況だからやむなし。
具材自動投入なしで約1000バーツ(3500円)
できれば具材の自動投入機能が欲しかったけれど、投入機能無い機種が安かったのでそちらを購入。
多分作業途中にブザーが鳴って投入時期を教えてくれるから大丈夫と思う。
商品名は「XPX JD82」になるのかな?恐らく中国商品のOEMと思います。
購入価格は本体価格1249+送料29-割引クーポン100=1178バーツ(約4123円)で購入後に172バーツ分のキャッシュバックあるので、実質1005バーツ(約3520円)かな。
この商品はタイ国内から送られてくるので購入後約3日で到着致しました。
開封&中身確認
商品は金曜日の昼頃に到着。受け取っった荷物が意外と軽くて驚きます。
日本から持ち込んだ2003年製のホームベーカリーは約6kg程の重量がありましたが半分くらいの軽さかなぁ?
表面の防水フィルムを剥がすと、中国製らしいダンボールの香りが部屋に漂います。
パッケージには商品名「XPX JD82」はどこにもなく「donlim DL-T06A」が正式名称だね。
中身の梱包はとてもキレイで文句はない感じ。ただしプラ製の計量カップは最初からヒビが入っているけど、俺氏は使わないので気にしない。
ホームベーカリー本体
で、ホームベーカリー本体の詳細?
古いホームベーカリー「パナ製 SD-BT103」と比べると、具材の自動投入機能がない分高さが低くなっています。
特に持ち手とかないので、移動の際は本体を抱え込むように移動する必要が有るけど基本動かす機械じゃないから無くてもOK。高さ以外のサイズはほぼ同等です。
実際パンを焼く内釜はこんな感じ。新しいホームベーカリーの釜はペラペラで頼りないくらい軽いです。
表面のコーティングの強さは不明。俺氏は適当に大きなくるみとか入れちゃうぞんざい野郎なのでコーティング剥がれはしょうがないと思う。
窯の大きさは古いのは長方形に対し新しいのは正方形でどんな違いが有るか不明。
古いのは1斤サイズで新しいのは450/750g表記で1~1.5斤って事かな?
操作部・電源
電源は中国用のO2タイプでタイだとそのまま使えません。
中国直送だと変換プラグは自分で準備する必要が有るかもしれないが、今回はパッケージの中に変換プラグ(Cタイプ)が入ってた。
220Vなのでダウントランス不要は嬉しいね。使用電力は500Wです。
操作部は上面前側に主役されていて「完全な中国語」です。まあ日本も漢字を使うので雰囲気でちょっと判るのは良いね。
- 右の大きな丸ボタン(启动/暂停)が「開始/一時停止」
- 左のボタンで各種モードを変更、中央の液晶部にメニュー等や残り時間が一括表示される。
【菜单 】メニュー番号からモードを選択
【重量】投入材料の分量(450/750g)を選択
【烤色】パンの焼き色(浅、中、深)を選択 - 【+/-】プラスマイナスはタイマーの増減に使います。
- 作業状況は【搅拌】(混ぜる)【发酵】(発酵)【烘烤】(焼成)【保温】保温で表示。
各種モード
このホームベーカリーには18種類のモードがあり各種モードはこんな感じ。
普通の食パンはメニュー1になります。
【菜单】(メニュー)
- 【标准面包】標準パン
- 【法式面包】フランスパン
- 【粗粮面包】全粒粉パン
- 【大米面包】ご飯入りパン
- 【米粉面包】米粉入りパン
- 【松软面包】やわらかいパン
- 【快速面包】速成パン
- 【和面】麺を作る
- 【发面】生地を作る
- 【发酵/解冻】発酵/解凍
- 【酸奶】ヨーグルト
- 【泡菜】漬物(キムチ)
- 【果酱】ジャム
- 【烘烤】焼成
- 【翻炒干货】炒め物、ナッツ系を炒る?
- 【肉松】乾燥豚肉(タイだとムーヨン)
- 【蛋糕】ケーキ
- 【年糕】おもち
実際に焼いてみる
そんな訳で、初期不良の確認も含めパンを焼いてみようと思います。
メニュー1【标准面包】標準パンの材料
後から果物とか甘い/塩っぱい物の投入可能って書いてあります。
材料は今回750gで作るので
【水】水120ml
【糖】砂糖40g
【奶粉】粉ミルク10g
【盐】塩2g
【鸡蛋】鶏の卵1個
【黄油」バター25g
【高筋面粉】強グルテン粉(強力粉)250g
【酵母】イースト菌、酵母4g
です。個人的なイメージだと日本の食パンより砂糖、バターが多くて塩が少ない感じ。中国はより菓子パン方向な味付けなのかな。
関係ないけど卵の部分を「【鸡蛋】鶏の卵1個」って書く所は中国っぽいね。
日本なら卵=鶏だけれど中国とか海外だとアヒルとかの卵も有るからね。
素材を水から順番に釜の中に入れていき、イーストは水分に触れないように強力粉の上に乗せてから釜にセットします。
電源を入れ、メニュー「1」、重量「750g」、焼き色「浅」で作業開始。
ここで残り時間を見て通常パンだと2時間30分で焼けるのに驚く。
古いホームベーカリーだと4時間掛かるので進化してるんだね。
ちなみに早焼きパン【快速面包】速成パンは新旧共に2時間で同じだった。つまり発酵の部分で時間短縮してるんだね。
撹拌中の動画
下は撹拌中の経過観察動画。撹拌中の作動音とかも気になる人がいると思うので聞いてみて。結構力強いと思う。
我が家はキッチンと扉一枚隔ててリビングだけれど、扉閉めれば作動音は気にならなかったよ。
作業開始から約1時間経過で具材投入のブザーが鳴り、レーズン40g、くるみ20gを投入。
聞き逃すと間に合わなくなるので、スマホに開始から1時間後になるタイマーをセットしたほうが安心。
発酵、焼成
撹拌が終わり約1時間ほど発酵タイム。
古いホームベーカリーは途中に軽く数回撹拌したけど、新しいのは特に撹拌無いみたい。
ドライイーストを少し入れ過ぎたのか、過発酵で上蓋ののぞき窓まで生地が膨らんでしまった。
多分パン生地の中には大きな空洞ができたと思う。
で、焼成完了。焼き加減を「浅」にしたので上部は生焼けのような色合いだけれど多分焼けてる。
ちなみに焼成中はホームベーカリーの外側化粧板まで持てないくらい熱々になるので、壁や他の機械からは離して運用したほうが安全と思う。
こういった点は古いパナ製は人肌レベルでよく出来ていたね。
新品の釜なのでパンはスルッとキレイに抜けて気持ち良い。網の上で冷やし始めたら中央の空洞が縮んで凹んできたよ。
1時間ほど冷ましてカットしてみた。全体的に水分大目でしっとり系でパンの耳も柔らかい。生焼けじゃないし、味についても普通に美味しいね。
とりあえず普通にパンを焼くことが出来たので初期不良も大丈夫と思う。
なんか長々とした中華製ホームベーカリーの話になっちゃったけど、おしまい。
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